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近藤麻理恵 こんまり 書類は全部捨てる

/ 2020.04.10

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こんにちは、都内在住こんまり®流片づけコンサルタントGabbyです。

今日はこんまりメソッドで書類を片づける時のポイントを紹介したいと思います。

全捨てが基本

書類そのものの片づけ方法は前回の記事で紹介しております。

 

書類の片づけ方法についてこんまりさんに直接相談した場合、爽やかな笑顔を浮かべた後に、「全部捨てること」などとこちらがびっくりするようなことを口にすると思います。

その言葉の通り、こんまりメソッドで書類の片づけは全部捨てることを目指します。私がはっきり言えることは、思っているほどお手元にある書類が重要な役割を果たしていないのです。

 

まずは見極めるコツから紹介していきます。

袋から出す

書類はかさばっていると、必要かどうか分からないので、ファイルや袋の中から出すことがとても重要です。

ファイルのまま眺めたり、封筒に入れたまま眺めていても、全部必要で全部重要な気がしてきて、しまいには片づける気がなくなってしまいます。

 

書類に取り掛かる時はまずは全て書類そのものが外に出ている状態を作る様に心がけましょう。

一枚ずつ確認

特に書類が多い方は実際にやっていくと気が遠くなるような作業かもしれませんが、一枚ずつちゃんと確認していきましょう。

 

書類はときめきで見極めることが出来ず、必要か必要じゃないかという基準で選んでいきます。

書類の役割

書類は「全部捨てる」と言われても、やはり不安になってついにとっておきたくなることもあると思います。

そういう時は、書類そのものの有効期限と、役割を思い返してみましょう。

 

まず、書類の種類ごとに見ていきましょう。

契約書、保証書

これは、例えば家や、保険の契約書類、または購入した家財の保証書をさします。

書類の中で唯一捨てないでとっておく、必要な書類と言っても過言ではありません。逆に言うと、片づけ中にこれらの書類を捨ててしまわない様に十分に気を付けて下さい。

 

とっておくとは言え、有効期限がまだ残っているかどうかとても大切です。期限が過ぎている場合はすでに役割が終わっているので手放してあげましょう。

確認用

確認用の役割を果たしているのは、クレジットカードの明細、給与明細、古い通帳などです。

 

その役割は、カード明細の場合自分が買い物した件数と金額が合っているかどうか?給与明細の場合は自分の収入はいくらなのか、正しく振り込まれているのか?また、古い通帳の場合は、自分の銀行口座で行われたやり取りが正しいかどうか?です。

 

その一つ一つのデータだ正しく記録していることと、実際のお金のやり取りに間違いがないことが確認できれば、これらの書類の役割は終了したと考えることが出来ます。

それ以上手元に置いていても、特に使う場面も思いつかないし、役に立つことも想像ができません。

 

それでも捨てるのが不安なら、例えばお金のやり取りの履歴を見ながら受け取れたお金があることに感謝したり、買い物して豊かになったことを感じてみると、なんか心地よく手放せることがふえます。

証拠エビデンス

証拠、エビデンスに該当するものは、例えば支払い証明書です。また、確定申告等で使う税務用の書類も該当するかと思います。

 

支払い証明書は、1カ月~2カ月後に入金確認手続きが全部終わって何もトラブルが起こらなければ取引は無事終了したと考えられるので手放しても問題がありません。

取引が終わった瞬間、証明書自体の役割も終わります。

 

ただ、確定申告などで使うようなエビデンス書類は、規則基準に沿って取っておくようにしましょう。期限が過ぎたら役割が終了したとみなされるので捨てても問題がありません。

自己啓発

自己啓発関連書類に該当するのは、勉強したいと思って切り取った雑誌の切り抜き、集めた資料、またはお金を払って参加したセミナーの資料です。

 

これらの資料を、実際に見返したことはあるのでしょうか?ほとんどの方は一度も手を付けたことがなくて、もはや存在すらも忘れていることもしばしばだと思います。

 

このように自己啓発をしたいという思い出手に入れた書類は、調べている時のわくわく、またはセミナーに参加している時に感じるエネルギーが役割です。

有益な情報を調べて手に入れた瞬間や、セミナーで先生と他の参加者の熱気を感じた瞬間心が満たされて、満足してしまうことが多いです。

 

お金を払って手に入れた資料でも、その役割は手に入れた瞬間のときめきであり、長く使われることではありません。ほとんど見返すことがなかったのがその事実を物語っています。

 

このようなものは、もったいないなどと思わずに。必要な情報はすでに手に入ったと信じて手放してしまいましょう。

メモ

メモは、忘れないために取っておくことが多いですが、そのメモのこと自体を忘れてしまうのも珍しくありません。

 

備忘録なら期限が過ぎた瞬間に役割は終わりです。存在を忘れていたメモがあるなら、今後見返すことなど想定できないので捨てても問題がありません。

捨てても後悔しない

これまでの片づけレッスンで、私はすべてのお客様の書類を8割は捨てて貰ってきました。

それに対して、後悔している声や、困ったというクレームを受けたことが一度もありません。

 

ほとんどの方が、何を捨てたのかも分からない、覚えていないのです。それだけ書類は、手元に置いていても何の役にも立たないモノが多いのです。

書類をごそっと減らすことによって、本当に大事な契約書と保証書がすぐに探し出せる様になって、むしろすっきりして使いやすくなるのです。

 

書類を探しまわる生活から解放されるためにも、是非書類は「全部捨てるつもり」で厳しく見極めていきましょう。

 

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